酵素シロップの作り方【初心者向け】

果物を発酵させる「酵素シロップ」とは 作り方・飲み方

酵素シロップとは?

ファスティングにも人気の酵素シロップ。

果物・野菜・ハーブなどと砂糖を合わせて数日おくと発酵して、そこにできる液体シロップが、「酵素シロップ」とよばれています。

 

もともと果物や野菜には乳酸菌のような善玉菌がたくさん付着しています。

その善玉菌が、砂糖をエサにして分解し、どんどん増えます(発酵します)。

酵素シロップを作るときには水を加えませんが、砂糖の浸透圧で果物類の水分がでてきて、シロップ状になります。

 

果物や野菜から、たっぷりのビタミン・ポリフェノールが溶け出ていることに加えて、

果物や野菜に付着している「乳酸菌」が自然発酵して菌が増えることが、いちばんの魅力だと思います。

つまり、いろんな菌がたくさんいる乳酸菌シロップ、ということです。

でき上がった酵素シロップは、水や炭酸水で割る飲み方のほか、デザートや料理に使うこともできます。

酵素シロップを甘みとして使うデザートは、ふつうのガムシロップよりもうんと風味豊かで、例えばラッシー(酵素シロップラッシーの作り方)などは想像以上の美味しさです!

それに、発酵調味料としてお料理に使っても、甘さを加えるだけじゃなく、コクや旨味を加えてくれます。

 

酵素シロップはどんな果物・野菜で作れるの?

キウイ、梅、柑橘類、桃、りんご、などほとんどの果物で作れます。

果物以外の野菜でも作れますが、美味しい酵素シロップにするには、果物をメインにして、一部を野菜で作ってみるのがおすすめです。

 

菜の花などの葉野菜、生姜のような香味野菜、ヨモギなどアクのある草類、

そしてハーブやスパイスなど加えると、味全体に複雑さが出て、とても美味しいです。

ワインに例えるなら、シンプルな味わいのボジョレヌーボーより、

いろんな香りが複雑に合わさった高級ワインのような感じに仕上がります。

ただ、玉ねぎやピーマンなど刺激成分の強い野菜はあまり向きません。

私は以前、赤玉ねぎと赤キャベツのシロップを発酵させてみました。

でもそのまま飲むには決して美味しいとはいえず、苦肉の策でスパイス料理などに使ってみたところ、調味料としてはとてもよかったです^ ^

 

 

酵素シロップの作り方は?

ここでは、細かなプロセスというよりは、作り方のおおよその流れを記します。

まず、カットした果物・野菜・ハーブなどを、同量(または少し多いくらい)の白砂糖と一緒にガラス瓶などに入れます。

ふたは軽くのせる程度で、そのまま一晩ほど置いたころから、砂糖の浸透圧で果物の水分が出てきます。

このあとは、1日に1回か2回、混ぜます。

しばらくすると、目に見えるかたちでプクプクと泡がでてきて、乳酸菌の発酵が進みます。

そうしてできるシロップが「酵素シロップ」です。

 

手で混ぜる? 衛生面の管理は?

瓶に入った野菜・果物と砂糖を混ぜるときには、長めのスプーンを使ったり、ビニール手袋をして混ぜて作れますが、ぬか漬けのように素手で混ぜるという方法もあります。

手で混ぜることによって、自分の皮膚にいる「常在菌」をシロップに混ぜ込めて、それも一緒に発酵することで、自分の善玉菌が増やせる、と考えられているからです。

でも、すこし心配なのは衛生面。

乳酸菌には、ある程度、悪い菌をやっつけてくれる面がありますが、

もし大腸菌など悪性菌が優勢になると、とても危険です。

もし、「大腸菌や黄色ブドウ球菌が心配だけど手で混ぜたい」という場合は、

悪性菌を調べられる業務用の検査キットを使うというのも、ひとつの方法。

私は大量の酵素シロップを作るときには検査キットを使っています。

でも1回分1000円くらいと高価なのがネック。念のため、私が使っているものはこちらです。

 

何日で発酵する?

実際に、東京のマンションで酵素シロップを何度も作ってきた目安をあげてみます。

 

 夏 → 1週間~10日

 春・秋 → 10~2週間強

 冬 → 春・秋に何日かプラス

 

そのときどきの温度によって、発酵の進み具合が変わります。

地域や作る環境によって差があって、冬でも室温が高くキープできる環境では発酵が速くなります。

ひとの体温くらいの温度状況が発酵しやすいです。

 

酵素は入っているの?

「酵素シロップ」といわれるけれど、

国内の大学が調べた分析結果によると、いわゆる酵素はそれほど含まれていないようです。

「酵素」そのものをとろうとする場合には、やはり生の野菜やフルーツを食べるのがいちばん。

ちなみに、販売されている酵素サプリなどは、加熱によって酵素が活性を失っていることを考えると、

新鮮な果物・野菜を食べるほうが良いと考えられます。

それにやっぱり、自然の果物や野菜を食べれば、腸内環境にもよい「食物繊維」が摂れるから、総合的にみてもより魅力的です。

 

酵素シロップの飲み方

常温のお水で割って飲むのがスタンダード。

飲む量は、酵素シロップは栄養素が含まれるとはいえ基本的には糖分なので、一度に多く摂りすぎないこと。

コップ1杯の水に、大さじ1~2杯ほどのシロップが、程よい量だと感じます。

炭酸水を使っても美味しいです。

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