
2歳になるころから好き嫌いが激しくなった息子が、喜んで食べてくれるのが、トマトやにんじんなど野菜たっぷりのスパイス豆スープ。
子ども向け、ではなくて、大人にとって美味しいスープとして作り始めたレシピ。
クミンを入れるのでカレーのような香りを感じつつカレーよりあっさりとしたミネストローネのようでもあり。
元にしたのはモロッコの家庭料理。
モロッコ料理のレシピにはシナモンやクミン、それらの組み合わせがよく出てくる。
それに、レンズ豆やひよこ豆。
ひよこ豆は乾燥豆をひたして煮るもののほうが味が濃くて美味しいが、缶詰は手間要らず。
レンズ豆は乾燥でも下茹で不要。さっと洗って、そのままスープに加えて煮ればよいのでおすすめ。
どちらもクセがなくて、甘みとコクがあっておいしいから、子どもにはとても食べやすい。
特にレンズ豆は鉄分とタンパク質が豊富で、鉄分は大豆よりも豊富だから、小さな子どもに積極的に食べさせたい。下茹で不要の乾燥レンズ豆
おもな材料は、にんにく、生姜、根菜類、セロリ、トマト、豆、それにクミンとシナモン。
仕上げにあれば香菜を加えると、よりモロッコらしい一皿になる。
香菜を多めに、わしゃわしゃとスープに混ぜ込んでいただくのが私はとても好き。
香菜なしでもとても美味しい。

あとは魚やチキン、ソーセージ、ベーコンなど、いろいろな肉類を加えて楽しみむ。
子どもに食べさせるときは、日本に滞在中は、青魚のお刺身やしらす、無添加ソーセージを加えるのが定番。
アメリカで作るときは刺身などは手に入りにくいため、サーディンの水煮缶が大活躍。
豆を入れるから、そのままで栄養バランスの良いビーガンスープだけれど、魚や肉を加えると、ご馳走感が増してとても美味しくなる。

クミンとシナモンのトマトスープは私はこの歳になって初めて食べたけれど、小さな子どもは味への先入観がないから、うちの子は1歳3か月で、食べてすぐに美味しいものと認識した。
そのときは塩分はほぼなし、素材の風味を楽しんでいた。
2歳の今は、他の食べ物の味もいろいろと知って、塩気があまりに少ないと食が進まないから、大人よりやや薄味くらいに作る。
材料
にんにく 2かけ
生姜 親指大1
にんじん 2本
玉ねぎ 2個
セロリ 1束
レンズ豆またはひよこ豆など好きなものを 缶詰め1缶(乾燥豆の場合はゆでやすい分量で)
トマトカット水煮缶 1缶
オリーブオイル 大さじ2
シナモンパウダー 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1
スープ(ブイヨンなど) 600ml〜1000ml
塩 適量
あれば仕上げに香菜
作り方
1 にんにくと生姜は細かいみじん切りに、野菜はみじん切りにする。
2 鍋にオリーブオイルと1と塩ふたつまみを入れて火にかけ、全体が混ざり合ったらふたをして弱火にする。ときどきかき混ぜながら30〜40分ほど加熱して、野菜がくたっとして甘みが増すほどになったら、スパイスを加えてさらに加熱し、残りの材料もすべて加える。
3 15〜20分煮て、味がまだ足りなければ塩を少しずつ加えて調整する。好みで香菜を加える。
