じゃがいもとモロヘイヤで善玉菌を増やす【腸活レシピ】
実はじゃがいも+モロヘイヤは、腸活にとって理想的な組み合わせ。
それを一皿にぎゅっと凝縮した豆乳ポタージュで、善玉菌を増やすレシピをご紹介します。動物性の材料なしだから、あっさり。でもまろやかで美味しいスープです。
しっかり濃い味好みの方は、豆乳を牛乳に替えて、さらにギーやバターを加えるとまるでレストランの味わいに。
クミンシードをアクセントに。クミンシードは肌の老化を防ぐ作用があるとされます。
食物繊維たっぷりのモロヘイヤは腸活におすすめ
モロヘイヤは野菜のなかでも特に食物繊維が豊富。
カルシウムやビタミンなどの栄養価が高いことでも有名で、野菜の王様ともいわるほど。
豆乳は、腸内のビフィズス菌を増やしてくれる、大豆の大豆オリゴ糖がポイント。
善玉菌であるビフィズス菌は年齢とともに減っていくので、ビフィズス菌のエサになる成分を摂ることはとても重要です。
また豆乳は、脂肪をたまりにくくして、血液中の中性脂肪やコレステロールをからだから排出してくれます。
じゃがいもが秘める腸活パワー
じゃがいもや大豆にはレジスタントスターチが含まれます。
レジスタントスターチとは、腸内の善玉菌を増やしたり、太りにくくするとされる、注目の成分。
糖質の一種で、食物繊維と同じように、腸内で腸内細菌のエサになって、腸内環境によい作用をもたらします。
それに、脂肪を減らして太りにくくしたり、血糖値の上昇をおさえたりすると考えられています。だからレジスタントスターチを含むじゃがいもは、ダイエットフードの面が。
腸活ダイエットのために、レジスタントスターチにちょっとした食べ方のポイントがあります。
レジスタントスターチは、熱い状態では効果が減り、再度冷ましたらまた効果が増える成分だということ。
だから、じゃがいもは冷製ポタージュのレシピにしています。
ちなみに、同じようにレジスタントスターチを含むさつまいもも「焼きたての焼き芋」じゃなくて、「冷ました焼き芋」が腸内環境へのメリットが大。
じゃがいもは無農薬やオーガニックを
じゃがいもは、海外のNPO(EWG)が発表する、残留農薬が多いワーストランキングにランクインする野菜。だから無農薬やオーガニックを選ぶのがおすすめです。
無農薬なら皮ごと使えて、栄養が多い皮の部分も残さず食べられます。
また、じゃがいもやかぼちゃは、数週間寝かせることで、でんぷんが糖化してより美味しくなる野菜。
陽の当たらない涼しい場所に、湿気がこもらないようにして「追熟」させてください。芽が出ても、根こそぎ取り除けば大丈夫。
腸活レシピ・じゃがいもとモロヘイヤの冷製ポタージュの作り方
材料(4人分)
じゃがいも 2~3個
モロヘイヤ 1袋
豆乳 2カップ
水 1カップ
スープの素 1/2~1袋
塩 小さじ1/2~1
(仕上げに)
クミンシード 適量
オリーブオイル 適量
作り方
・じゃがいもは洗って皮のまま好みの方法(ゆで、蒸し、レンジなど)で火を通す
・モロヘイヤは、洗って固い茎があればとる。蓋つきの鍋に、底から数ミリ程度のお湯を熱し、モロヘイヤを入れて蓋をして蒸気で3分ほど加熱する
・ミキサーに、下準備したじゃがいもとモロヘイヤ、豆乳、水、スープの素を入れて、なめらかにする
・鍋にうつして弱火にかけ、かき混ぜながらゆっくりと加熱する(じゃがいもが焦げ付きやすいので注意する)
・全体が温かくなったら、塩を少しずつ加えて味を調整する
・温かいままいただいてもよいが、冷ます(粗熱がとれたら冷蔵庫に入れる)とレジスタントスターチ成分がより効果的
・仕上げにオリーブオイルをたらして、クミンシードをちらす
おすすめの無調整豆乳 (6本入り) / 無添加アーモンドミルク (8本入り)